はるはるの“ジュリー初心者”日記

ビギナージュリーファンの“はるはる”が、沢田研二様への愛とジュリー学習の過程を語ります。読書メモ「図書館のなかのジュリー」、ライブ感想、初心者の戯言の3本立てでひっそりと運営中。TwitterID @haruandwanko

「え、映画??」と仰天した「SPLEEN~六月の風にゆれて」の個人的体験録

※注意書き※

今回の記事はすべて

「『こうだったらいいな〜』というはるはるの勝手な妄想」です。ご理解のうえお読み願います\(^-^)/

 

 

 脾臓(ひぞう)ってね、古くなった赤血球を破壊する臓器なのです(それ以外にも働きはいっぱいあるけれど)。だから、ワイの中の脾臓のイメージは「クラッシャー」。

 なのでSPLEENの意味を脾臓と知った瞬間、「『脾臓(クラッシャー)〜六月の風に揺れて』?? なんぞ?全然意味わからん…( ˊ̱˂˃ˋ̱ )」と大層困惑いたしまして。

 そこでまずは歌詞から読み解こうとしたら、作詞がコシミハルさんと知ってびっくり。

 そう。「コシミハルって………越美晴か!!」の衝撃は甚大でした。

 ワイが小学生だった1979年に越さんの「気まぐれハイウェイ」という曲がヒットして、45年前経った今でもソラで歌えるほどなのです(なのに同じ頃のカサダンは1mmも覚えていない不条理)。

 

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▲右から2人目がサンデーズ時代の越美晴さん19歳

 

 で、その「気まぐれハイウェイ」のB面が、ご本人作詞作曲の「五月の風」という曲なのです。

 

 1991年に「六月の風に揺れて」を作詞した人が、1979年に「五月の風」を作詞していたなんて。ええ?気になりませんか? これは偶然?それとも必然??

 

www.youtube.com

 ほう。別れの歌なんですね。10代の若い声と若い歌詞。五月の風に吹かれて別れた彼を想う少女らしい曲。別れの歌だけど、復縁できそうな明るい印象が感じられます。

 

ジュリー様の「六月の風」

 うむ。こちらも別れの曲ですね。大人の男性が若い彼女に未練たっぷりで。

 文字を眺めた限りでは、相関がありそうななさそうな微妙な印象。

 で、よくわかんないやーと思いながらあらためてジュリー様の歌を聴いてみました。そしたら!

えええ! 不思議! 

 

 六月の風の「君」や「小鳥のような声で笑う気ままな娘」が、五月の風に登場する10代の少女に聴こえたんですよ、奥さん!

 いやいやもっと言うと、聴こえたんじゃなくて2人の情景がまるで映画のように見えました

 いや、すごくないですか。情景を映画のように見せられるジュリー様の歌の魔力よ! なにこれ超常現象?? 超能力者? 魔法使い?(凄すぎ呆然)

SPLEENは「憂鬱」である

昔、気になって調べた時に、フランス語を語源としているとあって、フランス語だと「憂鬱」という意味もあるとか。 ボードレールの詩集に 『le Spleen de Paris』(パリの憂鬱)というものがあります。

以前 辞書ひいたことあります

le Spleen de Parisでググってみ
 
ボードレールはちょっと古い使い方みたいで、不機嫌、短気、癇癪、悪意...みたいに今は使うっぽい。
 
ジュリーだから古語だよね
 
じゃ、憂鬱とか憂愁とかかねー

 初心者のアホな疑問に親切にお答えくださった先輩の皆様、ありがとうございました。SPLEENが脾臓でもクラッシャーでもなく「憂鬱」と教えていただいたおかげで、ワイの妄想の翼は果てしなく広がったのであります!

というわけで「娘視点」「男性視点」で妄想してみた

【五月の娘視点】

若さゆえ彼の愛を信じることができず、愛しているけれど別れを告げた。しかし彼と離れて、彼の愛と包容力に気づいた。素直になってやっぱり彼と一緒に歩きたいーと、肌寒い五月の風に吹かれながら考えている。

 

【六月の大人男性視点】

若い娘を情熱的に愛した。しかし娘は若さゆえ愛を信じることができず、男に別れを告げた。大人の男は別れを受け入れ、何もかも失くしたと憂鬱になっている。彼女への愛と未練と哀愁。もう一度やり直せないだろうか…そんな考えが六月の風に揺れている。

 

 キモい妄想すみません(´ω`)

 でもこんな風に娘視点と男性視点で妄想すると、めっちゃ楽しいわけです。

 別れたあとも2人は互いを想い合っていたし、六月の時点でもまだ想っている大人男性(というかジュリー様)の方が未練が強いと思うと、それだけで萌えるのですが(笑)

 

 五月の風は1979年(コシさん19歳)、六月の風は1991年(コシさん31歳、ジュリー様43歳)。

 12年の時を経て書いた19歳の自分へのアンサーソングを大人のジュリー様に歌ってもらった(というか、娘時代の自分に向けてジュリー様の歌詞を書いた)のだとしたら、とても素敵でとーっってもうらやましい話じゃありませんかああああ😭……すべてワイ個人の感想・妄想ですが。

映画のように見える「SPLEEN〜六月の風に揺れて」

 繰り返しますが、歌詞を読んだだけでは動かなかった物語が、ジュリー様の歌を聴いた瞬間、まるで映画のように動き出しました。

 ジュリー様は常から「歌詞に感情を込めないように歌っている」そうですが、それなのに聴く者にこんなインスピレーションを与えるってすごすぎませんか。あのお方が天から授かった才分ってどんだけすごいのでしょうか。なんですか!(なぜか憤る)。

 特に最後の「失くした 失くした 失くした」が絶品すぎる。「な」の音に倍音がかかっていて、なおかつ震えるように響いて聴こえて、彼女を失った哀愁が手に取るようにわかる。。。。

 いやーーーーーん。生で聴きたいーーーー。どうかどうか、ツアー後半戦のセットリストに入れてください。ジュリー様へ初心者からのお願いです。なにとぞーー!

 

 

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【番外編】ツイートが3万バズった話〜20時間の祭り備忘録

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▲間違って削除する1.5時間くらい前の状態

 

 

 Queen札幌ドーム公演のゲスト(オープニングアクト)として出たGLAYの演奏にいたく感激し、ハイな気持ちのまま休憩時間にぶわーっと書いたツイートがバズりました。

 推敲もせず、ただただ気持ちの赴くままに書いた下手くそな文章がバズった。

 不意に訪れた私の祭りの顛末と、バズると起きる現象を備忘録として残します。

 

投稿19時。すべてはここから始まった

 素晴らしきオープニングアクトを演じたGLAYがステージを去ったのは18時15分。主役のQueenが出てきたのは19時。

 休憩中の18時48分にツイを投稿し、Queenのライブを堪能して再びスマホを開いたのは約2時間半後。規制退場を待っている間のことでした。

 

21:30 いいね2000 @ツイートはまだ確認できた

 「あら!ずいぶん通知が来ている」と元ツイを開くと、いいね2000超。しかしこの時点では「やっぱりGLAYすごいな。ファンの数が多いんだな」くらいに思っていました。

 実を言うと私のiPhoneはいまだに「Twitter」で、青い鳥さんが頑張っています。つまりXにアップデートしていないので、いくつかの機能が使えません(これが後の事件につながるのですが)。

 いいね2000超。通知画面を開き、@ツイートを確認すると多くのリプがついており「ふぁっ?!」とビビるワイ。その中に見慣れたフォロワーさんからのリプを見つけ、なぜかホッとして急いで返信をしたのでした。

 

24:00 いいね4000 通知の海で画面があふれる

 次にTwitterを開いたのは24時頃。通知バッジが20+になっていて「ひぃぃぃ」と再度ビビりました(元ツイに4-5個のツリーをぶら下げていたのでさらに通知が多かった)。

 元ツイのいいねは約4000。@ツイート(リプライ)と引用リツートだけでも確認しようと通知欄を開きましたが、「〇〇さんと他100人があなたのポストをいいねしました」が大量に並んでおり、個別返信を追うのが厳しい状況。

 でもこの時点では「伸びも今晩中に止まるだろう。返信と引用RTは明日確認しよう」と思って眠りについたのでした。

 

翌朝9:00 いいね1万2000 これが指数関数か!!

 翌朝9時。「いいねは5000くらいかな?」とiPhoneを開いて目を疑いました。

♡1.2万

 は?なんだこれ!意味わからん!!とパニックになり、取りあえず万バズについて情報収集。そこで「バズったら指数関数的に伸びる」ことを知り、「こ、これが指数関数か…」と感慨深く実感するワイ。

 通知画面を開くと「〇〇さんと100人がいいねしました」「〇〇さんと100人がリポストしました」がずらり並ぶのは昨夜と変わらず。

 しかしそれをいくらスクロールしても、個別の通知(通知画面で引用リツイートと返信が読めるアレ)が出てきません。出てくるのは昨夜21:30に見た返信のみ。この時点で恐ろしいことに気付きました。

 

バズると個別通知が来なくなる

 Xにアップデートしていないからなのか、万バズすると個別通知が来なくなるのかは不明なのですが、返信と引用リツイートが読めないのは困る。青い鳥が頑張るiPhoneにこれ以上求めるのは無理と悟り、PC(Mac)でXにログインしました。

 バズってる元ツイを開くと、リツートの数を示すカウンターがスロットマシーンのごとく猛スピードで変化していて、またもや「ひぃぃぃぃ」とビビるワイ。

 1,2万と表示されていた(いいね)は、気づくと「♡1.3万」と1000単位で数字が変化していました。

 爆速でいいねとリツイートが増えていることを知り、震える手でPC画面の通知画面を開きましたが意外に全然動きません。

 「おや?伸びが止まったのかな?」と眺めていると、バッジの数字がデジタル時計のようにガシャッガシャッと増えていき、その数字が突然消えると100件の「いいねしました」「リポストしました」が数秒でバサッバサッと更新されていく…こ、こわい…(白目)。

 

12:00 いいね2万 やっと引用リツイートを確認する

 個別の通知は表示されなくとも旧知のフォロワーさんの返信を見逃すわけにはいかないので、ツイートをひとつずつ開き返信と引用リツイートを確認するという超アナログ作戦を遂行しました。

 しかし引用リツイートは数百件、返信はインプレゾンビが大量発生してカオスになっており、個別返信を断念せざるを得ませんでした。

 

15:00 いいね3万 祭りの終焉は突然に

 投稿から約20時間でいいね3万、リツイート数千件。どこまで行くのか…と恐怖を感じていた時、事件が起きました。

 使い慣れていないPCのツイッターで引用リツイートを確認した時、間違って自分のツイートをRTしてしまいすぐさま削除ボタンを押しました。

 私としてはリツイートだけを削除するつもりだったのに、なんと元ツイそのものが消えてしまった!笑

 ありゃー!と思って復旧を試みましたが後の祭り。猛烈な勢いだった通知がピタリと(本当にピタリと!)止まり、私の祭りは20時間で終了したのでした。

 

バズって得られたこと

気づかなかった自分の気持ち

 バズった元ツイは感情に任せて短時間でバーっと書いたものです。後から読み返すと、言いたいことが書き切れていない本当に下手くそな文章でした。

 それなのに引用RTしてくださったみなさんが、書き切れていない部分を読み取って補完してくださっていました。「そう!私が言いたかった本意はそこです!!」と言いたくなるような引用RTをたくさん見ました。

 GLAYの人柄の温かさとか、驕らない人柄とか、GLAYも会場も楽しかったとか、そのあたりはあの下手な元ツイでは書き切れなかった。

 そこを読み取ったみなさんが補完してくださってとてもうれしかったし、自分で気づいていなかった自分の気持ちを知ることができました。ありがとうございました。

 

夢だった「万バズしたら宣伝」

 この夢がかなった(笑)。ジュリー様の役に立つ宣伝をしたかったので、ジュリー様の懐に直接ちゃりーん💰と入るものを選びました。

 実際に「購入しました」という返信もいただいたので、宣伝できてうれしかったです(そしてちゃっかり当ブログも宣伝)。

 本当はその後にジュリー様の写真をいっぱい貼りたかったのですが、間違い削除で叶わなかったのが残念。

 

バズストーリーは突然に

 バズらせる気持ちはまったくないのに、突然バズってしまってびっくりした経験の顛末でございました。

 なかなかできない経験ができて、とても楽しかったです。インプレッションしてくだったみなさんありがとうございました。

 たくさんいただいた返信と引用RTにはほとんど返信できませんでした。ごめんなさい。

 素敵な経験をさせてくださったGLAYQueenに感謝して、ジュリー初心者の弱小垢に戻ります。

 

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尊き“長髪「愛待て」”に思う、惜別と感謝と安堵感〜2023.11.23東京国際フォーラム①

 今回のフォーラムでは、あらゆる場面でジュリー様の髪の毛が気になりました。そしたらMCまで髪の毛トークだったので笑っちゃいましたが。

 というわけで、2023.11.23東京国際フォーラム雑感を小出しで記します。

【髪の毛雑感】

・もう切ってるかも?と思っていたので、登場時に「長髪ーーー!!!!!」と大興奮するワイ。

 

・毛先の緩やかなウォーブを見て毎度思う。パーマ?くせ毛?どっち?

 

・柔らかそうにはみ出す前髪の後れ毛を見て、ネコっ毛なのかな?と思ったが「年取ると髪が細くなるのよ」のMCを聞いて超納得。

 

・右手で外した髪ゴムはそのまま右手首に引っ掛ける

 

・しかし絡まっちゃったのかなかなか髪から外れず、頭を右に傾けてゴムと格闘するジュリー様

 

・そのせいで開始が遅れるヘッドバンギング

 

・走るとなびく後ろ髪にうっとり

 

・MCの薄毛論を聞いて「今日はサリー来てないのか」と思ったが、終了後に来場してたと知りサリーの心が若干心配になる😞

 ステージ上で走るのは2023限り。ならばそのお姿を目に焼き付けたい!と馳せ参じた東京国際フォーラムでした。

 で、長髪をなびかせ走るジュリー様を見て (°д°)ハッ 髪を切らなかったのは愛待てのためだったか!」とやっと気づきまして(鈍くてごめん)。

 そよそよなびく長い前髪、彗星の尻尾のごとくジュリー様に追従する後ろ髪、そしてヘドバンを彩る美しき乱れ髪。

 これを見るのも最後か…と思うと、尊くて尊くて手を合わせながら見つめる、ライブ参加4回目の超初心者なのでありました。

 ジュリー初心者のワイが今年初めてライブを見た時、いっちばん驚いたのはステージ狭しと走り回る姿とヘドバンです。

 ジュリー様のライブを長年見ている先輩の皆様はあれを当たり前に感じているかと存じますが、いいですか、先輩。

 一般的な74歳の体力や健康状態から考えるとあれはマジであんびりーばぼー!です。

 しかも今まで漏れ聞いたMCのコメントなどから病気を勝手に推測していたので、初めて見た走り回りヘドバンするジュリー様に
「うわー!!  なにやっとんじゃー!  こ、怖い怖い怖い…ひぃぃぃヤメてぇぇぇ((((((;゚д゚))))))」
と息も絶え絶えになるワイ。

 さいスパでは倒れるんじゃないかと本気でひやっとしました。だから「2023限りで過激なムーブは封印」と知り、本当にホッとしまして。そりゃ私だって激しいライブがなくなるのは寂しいけれど、ジュリー様が長く元気に歌っていただく安心材料が増えた方がうれしかったのです。

 で、今回のフォーラムの「愛まで待てない」はちょっと静かめだった?と思いました。

 ライブ参加4回目の超初心者が何言ってんの?ですよね。私の参加履歴は初回と2回目が2000人規模の地元ホール、3回目がさいスパ、4回目が今回のフォーラムでして、ステージの広さもジュリー様ご自身の熱量も違うから単純比較はできないけれど、走るスピードもヘドバンの振り幅も今まで見たより、あれ?静か?と感じまして。

 断っておきますがそれを残念に思っているわけではありません。あれを見て、激しいムーブはやはり控える時期が来たんだなとあらためて実感したのです。

 だからこその、尊き“長髪愛待て”。ジュリー様ご自身も走り回るライブに名残惜しさを感じていたのか、ヘドバンをダイナミックに魅せる演出のためだったのか。その真相は我々が知る由もありませんが。

 ひゅるるる〜となびく後ろ髪を見ていて、走り回るライブへの惜別の思いと「今まですごいものを見せてくださってありがとうございます」という感謝、そして来年からの安堵が心に浮かんだのでした。

 と、言ってますが、「静かなる岩」と銘打った正月ライブでも相変わらず長髪をなびかせて走ってる気もするので、そうなったら「ジュリー様だから仕方がない👍」と思い、こっそり見守る所存なのでございます。

 

 

*12/3追記

すでに断髪済みとの情報をいただきました。ありがとうございます😊

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2023年11月23日17時59分。外から見た東京国際フォーラムはキラキラと輝いていた

 キラキラ輝くガラスがまぶしい。2023年11月23日17時59分。横断歩道で信号を待つ私は、目の前の東京国際フォーラムを悄然と見上げていた。

 赤信号の残り時間を示す記号は遅々として進まない。

「どうしてこんなことになっちゃったんだ…」。絶望と後悔が入り混じった気持ちのまま時計を見る。

 数字が18:00になった。

 ああ、万事休す。そう思った瞬間、信号が青に変わった。

 私はよく物を無くす。電車が紙の乗車券だった頃は最悪だった。無意識にどこかに入れてしまう癖があるので、降車直前に衣服のポケット、バッグのポケット、財布の中とあらゆる場所をゴソゴソ探る羽目になる。

 それは家の中でもバッグの中でも同じなので、大事なものほど在り処が分からなくなって困る。だからチケットは直前に会場近隣で発券して、手に持ったまま会場に行くことが多い。

 今回は土地勘がなく初めて行く東京国際フォーラムだ。だからセブンイレブンの場所をマップで調べ、ホテルからフォーラムへの経路上に何店舗もあるのを事前に確認していた。

 それなのに、あの緑の看板が見当たらない。ま、いいや。そのうち地上に出れば、星の数ほどあるセブンイレブンはすぐに見つけられるはずだ。そう思いながら地下道を歩いていると、もうフォーラムに着いてしまった。

 チケットを持たぬままだが、まだ17時30分。これは私にしてはとても早い到着だ。座席で緊張したまま長い時間過ごすのが苦手な私は、着席するのは早くて5分前。だがあの日は会場が大きいから遅くとも17:45までには来るようにと先輩姉さんから言われていたため早め行動をしていたのだ。

 残り30分。これからセブンイレブンを探して発券しても余裕だと思っていた。この時点までは。

 まずフォーラムの地下や地下鉄構内をぐるっと回った。5分以上探し続けるがセブンがない。さすがに焦り始めた。地上に出て周りを見渡してもまったく見えない。頼みのGoogle マップを開くが、右も左もわからない。とりあえず一番近そうな(といっても400m先の)店舗を目指した。

 ところがビルに着いても店舗がない。というかビルに入れない。入口を探して一丁角を2回廻るが手掛かりがない。向かい側の皇居の暗闇が怖い。人もいない。時間は刻々と過ぎる。さすがに焦って、人がいたテーラーのような店に飛び込んだ。

 「すみません、この辺のビルにセブンイレブンがあると思うんですけど…」とおずおず聞くと、「あー。日祝は休みですよ」という衝撃の返答。「うぇ? あ…ありがとうございました」と力なくお礼を言ったとき、17:48を指す店の時計が見えた。

 もうダメだ…。こんなに見つからないなら、18:30は過ぎるだろう。あんなに楽しみにして準備して、何万円もかけて飛行機で来てこの様か。私は何をしに来たんだ?と泣きそうになる。

 でもジュリー様が登場する瞬間の感激を絶対に味わいたい! そう思い直して真っ暗の皇居を背に全力疾走した。もうなりふり構っていられない。信号待ちをしていた若い女性3人組に「ここから一番近いセブンイレブンどこですか? そのあと国際フォーラムに行きたいんです!」と食い気味に尋ねた。

 「え?え?」と顔を見合わせる女子たち。鬼気迫るおばちゃんに圧倒されたのだろう。各自自分のスマホで一斉に検索を始めて「一番近いのはA店だけどきっと迷う。遠いけどB店がいいです」と教えてくれた。しかしマップではB店まで片道7分…この時すでに17:50。B店で安全策を取るか、ハイリスクだがA店にするか…答えは明白だった。

 次の信号で若い夫婦に「A店までの最短経路を教えてください!」とスマホの地図を強引に見せた。夫はおばちゃんの気迫に完全に気押されていたが、妻が「パパわかるー?」とかわいく言うと、気を取り直して悪戦苦闘しながらA店があるビルの位置を確認してくれた。

 ビルの近くに立っていた銀行の警備員さんは「次の角を右に行って階段で地下1階に降りてまっすぐ」と丁寧に教えてくれた。この時点でようやく「え?地下?」と知る私。階段を全速で駆け降りキョロキョロすると、ようやく7の文字が見えて力が抜けた。

 チケットを発券する間も早口で道順を尋ねたあと逆方向に走り出した私に「そっちじゃない!こっち!」とゼスチャー付きの大声で教えてくれた店員さん。

 走りながら道を訪ねた私に「目の前ですよ、地上でも地下でも、すぐそこ。地上に出たら信号渡りますけど」と教えてくれたビアバーで働くお兄さん。

 2人に見送られ、この日さんざん地下で迷子になった私は地上ルートを選択した。

 18:00ちょうど、フォーラム前の信号を渡り始めた。白いスーツのジュリー様が登場する姿が頭によぎる。絶対に見たい絶対に見たいと、開演押しを願う。

 大階段に着き、走りながらチケットを差し出す。荷物検査担当が「おかばんの口を開け…」と言いかけたが、鬼気迫る私の顔を見て「あ…どうぞ」とそのまま通してくれた。

 エスカレーターを駆け上がりながら、スタッフさんが見えるたびに進む方向を確認して時間短縮を繰り返し、ついにドア前に到着。

 重たいドアを開けると、明るい客席が目に、軽快なBGMが耳に、いっぺんに飛び込んできた。

 「ま、間に合った…」

 18:03。無人のステージに立つ赤い旗が「よかったね」と言ってくれたような気がした。

● ● ●

 冗長な駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

 あの日は本気でパニックになりました。間に合わないと何度も諦め、つくづく後悔。それでも何人もの方に助けていただき、ここ10年くらいで一番の全力疾走をして奇跡的に間に合い、登場するジュリー様のお姿を目にすることができました。

 ただし、喉カラカラ・汗ダラダラだったし、直前までの焦りで気持ちが切り替わらずライブに没入できなかったのが残念でたまりません。自業自得なのでありますが。

 そして一番申し訳なかったのが、会うことを約束していた先輩姉さん。長時間待たせてしまった挙句、結局会えずに心配とご迷惑をお掛けしてしまい、本当に申し訳ありません。でももし姉さんと会う約束をせずに直前入りしていたら、18時30分は過ぎていただろうと思うので、申し訳なさと同時にありがたさが込み上げて来ます。余裕ぶっこいて直前入りなんてもうしないと反省しております。

 それにしても、東京どまん中のセブンイレブンの見つからなさよ!です。セブンなんて適当に歩いてりゃすぐ見つかると思うのは、大きめの田舎に住んでる者ならではの考えと痛感しました。本物の大都会に路面のセブンはない!とあの日の私に教えてあげたいと思うジュリー初心者なのでした。おわり。

 

 

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50年前の「同棲時代」を堪能して「遠い旅」にたどり着いた話

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 ジュリー初心者になって良かったことのひとつが、現在芸能界の大御所になっている歌手や俳優さんたちの若い姿を目にする機会が増えたこと。男性はかっこいいし、女性はとにかく綺麗でめちゃくちゃかわいい!!

 近年「シロさんのお母さん」と認識していた梶芽衣子さんもそのおひとり。ジュリー初心者になって「同棲時代」の存在を知り、梶さんのとんでもなくかわいいお姿にそりゃもうびっくりしまして。その後映画「女囚さそり」の写真を見て、あまりの美しさにヒィィィィと恐れ慄いていたりしたのでした。

 「『同棲時代』いつかは見たいけど、無理だろなぁ」と思っておりましたが、このたび天使のごとく優しき先輩に見せていただく機会に恵まれ堪能いたしましたので、備忘録を残します。

 以下ネタバレしますので、未見の方はご注意を!

 

---------以下ネタバレ---------

 

【登場人物】

・今日子=梶芽衣子さん
・次郎=1973年のジュリー様
・今日子の上司=仲谷昇さん(当時43歳)
・友情出演=ショーケン 

 

【超ざっくり内容】

・喫茶店で今日子と次郎が出会う
・会って2回目で早速結ばれる
・同棲スタート
・子供できる
・今日子不安になる
・結婚決める

 

【箇条書きのひとこと感想】

・いきなりモノクロで出てくる淀川長治的ポジションのこのお方は誰? 高橋圭三さん?

・圭三さん?の解説によると1973年の“ナウな若者の物語”らしい

・ジュリー様、またジロウ😄

・雨宿りの軒先で目と目が合って微笑まれただけで次郎の部屋に行っちゃう今日子(相手がジュリー様だから仕方ない)

・めちゃくちゃ散らかっていて「タオルが臭い」と自覚している部屋に、女の子を連れ込む次郎の若い情熱ฅ(º ロ º ฅ)ゴォォォォ

・次郎に乱暴されそうになり泣く今日子。そうなることがわかってただろうに、なんで付いて来たの…(相手がジュリー様だから仕方ない2回目)

・今日子を力づくで押さえようとした時の「いいじゃないか! どうってことないだろう! 子供じゃないんだから!」のセリフがめっちゃ棒のジュリー様(すみません)

・24歳なのに「子供じゃないんだから!」の声が研三さまの謎

・割れたすりガラスをテープで補修しているような次郎のボロアパートで、女の子の悲鳴と男の怒鳴り声とドタバタ暴れる音が聞こえたら警察案件…。

・そんなことがあったのに、後日地下鉄のホームで偶然次郎に会ったらまたついて行っちゃう今日子(相手がジュリー様だから仕方ない3回目)

・次郎がお世話になっている得意先の事務所に行く2人。そして事務所の合皮のソファの上でなぜか裸になっている2人(得意先の事務所やで…。誰か来たらどうすんの)

・翌日、今日子のアパートに潜り込もうとする次郎。大家さんの居間から丸見えなので、アパートというより間借りという風情。昔のアパートってこんな感じだったのね。

・女性専用の間借り部屋に男を連れ込まれては困る!と怒る大家さんに「うるさいババア!」と怒鳴るジュリー様。いや、そこは大家さんが正しいと思うよ…。

・結局アパートを追い出された今日子(そりゃそうなる…)。次郎のボロアパートで同棲スタート。

・おお!ショーケン !(超チョイ役)

・在宅仕事中の次郎にしつこく話しかける今日子。次郎というかジュリー様の「うるさい!」という怒鳴り声が、こ、怖い…(でも怒る気持ちは超わかる)

・「30代の上司」と紹介された当時42歳の仲谷昇さん。見た目と貫禄が現代の60代。

・今日子が上司と食事に行ったと知り、拗ねるジュリー様が超かわいくて正義。

・育てていた花の球根を食べておなかを壊す次郎(おなかよりも頭が心配←ごめん)。

・1972年はSLに乗って旅行に行ってたのか!!!すげー!

・今日子に子供ができて驚く次郎。うん。あの感じならそりゃできるよ、と視聴者全員思ってたはず。

・おお! 大根持ってキャッキャと走る有名なシーンを目にできて胸熱。

・「別れる別れる」とジメジメ発言を繰り返す今日子に「愚痴っぽくて嫌味だぞ!」と怒る次郎。うむ。ワイもそう思う。

・は! 今日子ちゃんは結婚したくてジメジメ発言をしていたのか!(おばちゃん鈍くて気がつかなかったよ、ごめん)

・結婚を決めたあとの、晴れやかな笑顔でじゃれ合う今日子と次郎。かわいいなぁー。

・エンドロールに研ナオコ。え?どこに出てた?

感想まとめてみた

 梶芽衣子さんがとにかくかわいい。小さな丸顔と大きな目の大勝利。そんな美女があんな美男と出会ったら、くっつくのが必定と思ったのであります。

 そんな美男美女が紡ぐ物語のキーワードは「寂しさ」だと感じました。故郷から都会に出て一人暮らし。淡々と過ぎる日常に流されるうちに人恋しさが募り、そのタイミングで出会ったからこそ同棲が始まった。

 本編の冒頭で高橋圭三さん?が同棲という言葉には「後ろめたい不潔感」があると言っていました。それを軽々と乗り越えるのが1973年の「ナウな若者」だったんだろうと。

 そういえば最近「同棲」という言葉を聞く機会が減りましたかね? 近年は「同居」や「ルームシェア」と言うことが多いから、時代が変わっても言葉の後ろ暗さは多少残ってるからなのかもしれません。

 それにしても木造ボロアパートの狭い部屋、お金がないし生活感ありまくりなのに汚らしくならないのは、主人公が美男美女だろうなぁと。むふ。

 

ジュリー様と梶さんの美しさが切ない

 「寂しさ」に話を戻します。同棲を始めてからも、今日子そして次郎も寂しさを拭えない。

 好きな人と一緒に暮らしていても愛が確信できず、若さゆえに未来も見えない。2人でいるのに心細くて寂しくてたまらない。

 若いジュリー様と梶さんの美しさが、その寂しさをより一層引き立てているように見えて、ああ、おばちゃんも切ない。

 

だから「遠い旅」がハマった

 そしてこのドラマにピタッとハマったのがジュリー様の「遠い旅」。挿入歌でもなんでもないし、歌詞のシチュエーションも違うんですけれど。

 まあそれでも、若い2人が故郷を離れ寂しさを抱え肩を寄せ合っているのはドラマと同じだし、「♪泣かないで 可愛いひと」「♪小さな肩が震える」を聴くと、次郎のそばで泣く今日子の姿が目に浮かんできます。

 そして歌詞が次郎と今日子の人生の旅を歌っているように思えるという具合で、すっかり洗脳されてしまいました。

 何よりも若くて青いジュリー様の切ない歌声が、このドラマの雰囲気にぴったり。そう感じて「遠い旅」を鬼リピートするジュリー初心者なのでありました。

 

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ジュリーとB'zに思う。音楽と時間の流れと人生と。その②「推しは推せるうちに推せ」

  前回、5年ぶりにB'zの周年ツアーに行ったという話をしました。中抜けを繰り返すライトなファンになってからは、B'zLIVE-GYM5年に一度の参加に留まっています。つまり前回は5年前、前々回は10年前。

 10年前は「5年後の未来は必ず来る」と何の疑問もなく信じられました。「次は5年後かー。私は〇〇の仕事をしてるだろうな。きっとバリバリ働いているな。5年後のLIVE楽しみだなー」と明るく思っていたし、昔の曲を聴いて泣くこともありませんでした。

 しかし5年前の終演後は「5年後私は元気でいられるんだろうか?」と不安が大きかった。当時の仕事は、死や病気が超身近で人間いつどうなるかわからないという諦観がMAXだった頃。

 仕事もかなりしんどくて心身ともに病む寸前。5年後に元気でいる自信がなくなってしまった頃でもありました。そしてたとえ自分が元気だったとしても、家族や仕事や社会がどうなっているかわからない。そんな漠然とした恐れを抱いていました。

 そして今年。「なんとか元気で生きていられた」が実感でした。5年後また参加できるかは正直言ってわからない。でも今は「5年後も行けるように元気に生きよう」という希望をもらったと思っています。

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  今年6月、知り合いの医師と雑談していて、ジュリー様のさいスパに行ったという話から「推しは推せるうちに推せ」という結論になりました。まあ「推し」という言葉はあまり好きではないのですが、推す=「ファンとして対象を愛する」でしょうか。

 医療職は「人間いつどうなるかわからない」という思いが、めちゃくちゃ強い職業です。信じられないような事例をいくつも目の当たりにしているから、自分や身近な人が「ある日突然…」という事態になっても全然不思議に思わないし、平凡な日常生活を送れることがむしろ奇跡だぐらいに思っています。だからこそ後悔しないように「推しは推せるうちに推せ」というわけで。

 そういえば、以前こんなことをつぶやいたことがありました。

 

 解散したり、活動を縮小したり、亡くなったりで、今やライブを見ることが叶わないアーティストもいます。その一方で、ジュリー様もB'zもずーっと歌い続けてくれている。

 これって当たり前のように思えるけど、本当は奇跡のようにすごいこと! 今年初めてジュリー様のライブに行き、5年ぶりにB'zLIVE-GYMへ行った私はしみじみそう思うのです。

 人生を一緒に過ごしたアーティストが今も歌い続けていてくれる幸せ。年齢を重ねた今だから私もわかるようになったのな。

 まだまだ元気なB'zに感謝して、これから先の人生にジュリー様の曲が寄り添ってくれる幸運に感謝して生きていこうと思っております。

 最後にひとこと。「推しは推せるうちに推せ!」

 

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ジュリーとB'zに思う。音楽と時間の流れと人生と。

 突然ですが、私はB'zが好きです。と言っても熱心に聴いていたのは、今年35周年を迎えた彼らがデビューしてから7-8年くらいまで。そこからは数年おきに出入りを繰り返すライトなファンに成り果て現在に至ります。ただし、B'zが売れる前(正確にはデビュー前)から聴いていたので、古参ファンであると自分では思っております。

 「ジュリー初心者日記」と名のつくこの場で、なぜいきなりB'zの話かと言いますと、今年5年ぶりにB'zのLIVE-GYMへ行き、この記事のタイトルをしみじみ感じたから。うざい独り語りですが、ご興味あればお付き合いください。

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 私はジュリー様が72歳のときにファンになった超後追い。なので自分の人生の大部分にジュリー様が存在しておらず、先輩の皆様のように自分の人生にジュリー様を重ね合わせることができないのをコンプレックスに思うことが多々あります。

 ジュリー祭りの録画で「君をのせて」のイントロでの大きな拍手を聴いたときも、さいスパでタイガースに涙する先輩たちを目の当たりにしたときも、「あなたがパラダイス」で登場人物の気持ちを読んだときも、ジュリー様と一緒に人生を歩んでいない自分をすごく残念に思いました。と言うよりも、曲を聴くだけで当時の自分を思い出したり懐かしんだりすることができる対象があることがうらやましくてたまらなかったのです。

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 今年はB'zが5年ごとに開く周年ツアー「Pleasure」の年。周年は古い曲や人気曲中心にセットリストを組むので、私のような中抜けや昔のファンも存分に楽しめる内容になっています。

 で、今年5年ぶりに行ったわけですが、何が起こったかというと最初から最後まで泣きっぱなしでした。BBAになり涙腺が緩くなったのもあるかと思いますが、懐かしい曲を聴くと自分の人生がフラッシュバックし心がワシワシと揺さぶられまして。

 B'zを聴きまくっていた頃は20代前半だったので、あの頃の楽しい日々、苦い思い出、両親に与えてもらった愛情、不器用ながら夢に向かって懸命に生きていたひたむきさとか、若くて青かった自分の心象風景がわーっと湧き出てきました。

 涙を拭いながら「ああ、私にも人生を共に歩んだ音楽があったのか」と思うと本当に本当に嬉しくて、さらにゴーっと涙が出てくるので大変でしたが。

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 中抜けを繰り返している私がB'zから最初に離れた時の理由は、興味関心が他のものに移ったこともあるのですが、B'zがどんどんBIGになったことが大きかった。チケットが取りづらくなったり、会場が大きくなったり。

 箱が大きくなると物理的な距離が離れてつまらないし、売れると存在を遠く感じてしまう。だから小さな会場の頃から見ていた古参を自認する当時の私は寂しかったんでしょうね。それが離れた最大の原因かもしれません。

 ただ、中抜けを繰り返すと実感するのですが、人生を共に過ごしたアーティストというのは実家や故郷のような存在になるんですね。ある日突然フラッと帰っても、昔と変わらずそこに存在していて包んでくれる温かな場所。

 B'zが無事に35周年を迎え、あの2人がギターを弾き、歌い続けてくれているから、今年私は実家に帰ることができました。そしてこの年齢になると、それを続けていてくれることのすごさを強く感じます。

 ジュリーファンの先輩の皆様とて、ジュリー様が75歳の今まで歌い続けてくれているから、過去から現在の自分に会うことができるのだと初心者ながら思います。

 でもジュリー様もB'zも何十年も歌い続けられているのは、ご本人たちの努力がすごいのはもちろんだけれど、その間支え続けたファンがいるからなんですよね。

 先ほど私は「B'zがBIGになって寂しかった」と書きましたが、BIGになっていなかったら35年も活動を続けられなかったはず。だから前言撤回。B'zをBIGにしたファンの皆様、本当にありがとうございました。そしてジュリー様を支えてきた先輩の皆様、本当にありがとうございます。

 このテーマはまだ思うところがあるので、その②に続きます。

 

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