図書館のなかのジュリー
ビギナーJULIEファンの“はるはる”が、沢田研二様に関する(図書館で借りた)書籍を、ジュリーに著しく偏った観点で語る読書メモです
(一般的な書評とは異なることをご了承ください)
サブカルチャーが得意なおじさん4人が集まって、わいのわいので作ったゆるふわ本。著者は、みうらじゅん、泉麻人、山田五郎、安斎肇という、いかにもな4人でございます。
で、何が「崖っぷち」かというとですね、一般的な意味の「崖っぷち」とは違って、“世に出る常識と非常識をハッキリさせ、常識と非常識の崖っぷちを知る”=崖っぷち大賞ということらしいです(←チョットナニ言ってるかワカラナイ)。
つまり、おじさん4人がひとつの事象にまつわる細かーーいことを「これは世の中で常識とされているのか?」「あまり知られていないことなのか?(非常識とされているのか?)」とゆるーく論じ、常識と非常識の境界線を探して「崖っぷち」と称した本でございます(←いや、余計ワカラナイ)。
この本の第1章目が「沢田研二」なのであります! 著者の4人はジュリーより5〜10歳年下で、ど真ん中のジュリー世代なのでしょうね。ジュリーにまつわるやたらと細かいネタがどんどん出てきて、そのゆるーい話し合いに読者は延々と付き合わされる(笑)。
細かいネタと言っても、ジュリーファンには広く知られている話(ただし私はファンになる前にはひとつも知らなかったので、ジュリーに詳しくない人にとっては非常識な話ばかりでしたが)。ただ、この話の流れでそれを出す?みたいな、やたらと細かい話にさらに細かい話を被せてくる話の応酬は面白かったです。
それで、彼らが選んだ「沢田研二にまつわる常識と非常識の崖っぷち」は、「岸辺兄弟」でした。何がどうして崖っぷち大賞に選ばれたのかは、まあ読んでみてくださいな(笑)。
この本には前編となる「日本崖っぷち大賞」という本があって、こちらにもちょこちょことジュリーの名前が出てきますが、どれも細かくて笑ってしまう。
・「プロレス技」→金の爪
・「ローリングストーンズ」→車のCM
・「吉田拓郎」→青春の詩
ファンの方なら、下2つはすぐピンと来るかと思います(私は知らなかったので、YouTubeで見ましたが)。一番上の話は、昔プロレスオタクだった私が読んでも、この話の流れでジュリーの名前を出すか!?って思うくらいの無理やりな被せ方で、ちょっと笑ってしまいました。
「金の爪」って、要は新幹線事件がネタにされているんですけどね、この本では「ジュリーがつかまれた」(え?何を?)になっているんですよね。わたくし今まで「ジュリーがつかんだ」(え?だから何を?)とばかり思っていたのですが…。それ、激しくどっちでもいいことなので、これで終わります(笑)。
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読書メモ「図書館のなかのジュリー」更新しました。#ジュリー初心者 #沢田研二
— はるはる (@haruandwanko) July 24, 2020
「輝け! 日本崖っぷち大賞」*ジュリーの細かーいネタがゆるーく語られる - はるはる“ジュリー初心者tweets”まとめ保管庫https://t.co/P9Td1Xe6cM