はるはるの“ジュリー初心者”日記

ビギナージュリーファンの“はるはる”が、沢田研二様への愛とジュリー学習の過程を語ります。読書メモ「図書館のなかのジュリー」、ライブ感想、初心者の戯言の3本立てでひっそりと運営中。TwitterID @haruandwanko

ジュリーとB'zに思う。音楽と時間の流れと人生と。その②「推しは推せるうちに推せ」

  前回、5年ぶりにB'zの周年ツアーに行ったという話をしました。中抜けを繰り返すライトなファンになってからは、B'zLIVE-GYM5年に一度の参加に留まっています。つまり前回は5年前、前々回は10年前。

 10年前は「5年後の未来は必ず来る」と何の疑問もなく信じられました。「次は5年後かー。私は〇〇の仕事をしてるだろうな。きっとバリバリ働いているな。5年後のLIVE楽しみだなー」と明るく思っていたし、昔の曲を聴いて泣くこともありませんでした。

 しかし5年前の終演後は「5年後私は元気でいられるんだろうか?」と不安が大きかった。当時の仕事は、死や病気が超身近で人間いつどうなるかわからないという諦観がMAXだった頃。

 仕事もかなりしんどくて心身ともに病む寸前。5年後に元気でいる自信がなくなってしまった頃でもありました。そしてたとえ自分が元気だったとしても、家族や仕事や社会がどうなっているかわからない。そんな漠然とした恐れを抱いていました。

 そして今年。「なんとか元気で生きていられた」が実感でした。5年後また参加できるかは正直言ってわからない。でも今は「5年後も行けるように元気に生きよう」という希望をもらったと思っています。

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  今年6月、知り合いの医師と雑談していて、ジュリー様のさいスパに行ったという話から「推しは推せるうちに推せ」という結論になりました。まあ「推し」という言葉はあまり好きではないのですが、推す=「ファンとして対象を愛する」でしょうか。

 医療職は「人間いつどうなるかわからない」という思いが、めちゃくちゃ強い職業です。信じられないような事例をいくつも目の当たりにしているから、自分や身近な人が「ある日突然…」という事態になっても全然不思議に思わないし、平凡な日常生活を送れることがむしろ奇跡だぐらいに思っています。だからこそ後悔しないように「推しは推せるうちに推せ」というわけで。

 そういえば、以前こんなことをつぶやいたことがありました。

 

 解散したり、活動を縮小したり、亡くなったりで、今やライブを見ることが叶わないアーティストもいます。その一方で、ジュリー様もB'zもずーっと歌い続けてくれている。

 これって当たり前のように思えるけど、本当は奇跡のようにすごいこと! 今年初めてジュリー様のライブに行き、5年ぶりにB'zLIVE-GYMへ行った私はしみじみそう思うのです。

 人生を一緒に過ごしたアーティストが今も歌い続けていてくれる幸せ。年齢を重ねた今だから私もわかるようになったのな。

 まだまだ元気なB'zに感謝して、これから先の人生にジュリー様の曲が寄り添ってくれる幸運に感謝して生きていこうと思っております。

 最後にひとこと。「推しは推せるうちに推せ!」

 

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