はるはるの“ジュリー初心者”日記

ビギナージュリーファンの“はるはる”が、沢田研二様への愛とジュリー学習の過程を語ります。読書メモ「図書館のなかのジュリー」、ライブ感想、初心者の戯言の3本立てでひっそりと運営中。TwitterID @haruandwanko

鋤田正義「サウンド アンド ヴィジョン きれい」/ジュリーのヌード写真は“はいてました”

図書館のなかのジュリー

ビギナーJULIEファンの“はるはる”が、沢田研二様に関する(図書館で借りた)書籍を、
ジュリーに著しく偏った観点で語る読書メモです
(一般的な書評とは異なることをご了承ください)

 

ジュリー度:★(5段階)
鋤田正義著「サウンド アンド ヴィジョン きれい」
PARCO出版,2012年,本体2500円

 

f:id:haruandwanko:20200920171456j:plainf:id:haruandwanko:20200920171508j:plain

 

 読書メモというより鑑賞メモ、というより備忘録(笑)。プチ読書メモです。

 ジュリーの写真集「水の皮膚」を撮影した、鋤田正義さんの作品集。パルコの広告に使われたジュリーの写真が2枚掲載されています。

 その写真を最初に見たときに驚いたのがコレですわ↓ 

 

 左が水の皮膚、右が鋤田さんの写真集。左右の腰を比べてみてください。私は、え?はいてたの?と軽く衝撃でした。しかもしっかりジーンズを!(笑)

 ええ。水の皮膚とパルコの写真は「すべてフルヌード」というファンタジーに取り憑かれていたもので…すみません。

 ツイッターに上げた写真は、顔が見えないように加工しましたが、この作品集にはしっかりとキレイな状態で写っているのでご安心ください。

 で、驚いたのがもうひとつ。この写真集に載っているのは、滑らかに美しい普通のモノクロ写真だったってことです。水の皮膚に掲載されているのは、かなりコントラストを効かせた強い印象の写真だったんですね。その分白黒はっきりして、毛フェチ(→リンク)の私がウホホーイ\(^o^)/となる写真になっていましたが、普通のモノクロ写真で見るとジュリーの美しさがより際立って見えます。

 滑らかな肌をツツツーと滑る水滴や、もち肌の美しさが堪能できるお写真となっておりますので、ジュリー様のお肌フェチの方はぜひご一読ください!

備忘録〜PARCO広告&水の皮膚〜撮影時期まとめ

 この作品集には年表が掲載されていました。ジュリー関連を抜き出しますと…

・1978年パルコ「時代の心臓を鳴らすのは誰だ」(沢田研二)ポスター撮影

・1979年パルコ「男たちについて語りあう日がやってきた」(沢田研二)ポスター撮影

・1980年沢田研二写真集「水の皮膚」発売

 

 3つのアートディレクターを務めた石岡瑛子さんの作品集から見えた時系列(→リンク)では、

①最初にジュリー側から「パルコの広告に出たい」と打診があり

②東京とフィリピンでヌードポスターを撮影してパルコのキャンペーンを展開

③キャンペーンが好評だったので写真集も作ることになり再度フィリピンで撮影 

 ということでした。②の東京で撮影したのが、実は下にジーンズを履いていた上半身のみの写真でしょうか。撮影時期は1978年。髪型を見るとLOVE(抱きしめたい)よりは少し短いので、夏頃なのかな??

この写真です↓

 

 そして1979年撮影の「男たちについて語りあう日がやってきた」は、フルヌードで頭上に両手を掲げているやつですね。これは時系列から1回目のフィリピンで撮影したと推測できます。
 このキャンペーンが好評だったので、水の皮膚を発売…という流れになるのかな? 水の皮膚の発売は1980年2月なので、撮影自体は1979年だったのでしょう。つまり1979年に2回フィリピンに撮影に行っています。ここで疑問に思うのが 

いつ撮ったんだ?

 ということ。1979年のジュリーは映画「太陽を盗んだ男」を撮影していたので例年以上に多忙だったと思われます。映画の撮影時期はOH!ギャルの頃。撮影前に7kg絞り、撮影終了直後に1週間で10kgリバウンドしたそうですが(恐ろしい情報を教えてくれた先輩ありがとう)。

 7kg落とす前や10kg太った姿があのヌード写真とは思えないし…。ダイエットの締め切りに合わせて痩せることができたのでしょうか。1週間で3-4kgは増減できるそうなので(恐ろしい…)、伸縮自在なジュリー様ならそれも可能だったのかもしれませんが。

 

※2021年2月追記

「我が名はジュリー」の年表に、

昭和54(1979)年7月

パルコCF撮影のため、フィリピン・シコゴン島へ。秋には鮮烈なヌードで話題騒然

という記載があります。

パルコのCMに使われた海の中に横たわる映像と、同じ感じの写真集の表紙に使われた写真は1979年7月撮影と推定できます。

 

写真の中で躍動する国内外のミュージシャン・ロックスターたち

 石岡瑛子さんの作品集に掲載されたジュリーの寄稿文に「デヴィット・ボウイの素晴らしい写真を撮った鋤田正義さん」という記述がありました。その通りにこの作品集にはボウイの写真が多数。そして国内外のミュージシャンやロックスターたちの写真も多く掲載されています。

 その中にT.Rexマーク・ボランの写真もあったのですが、マーク・ボランといえばコレ!と思える有名な写真も鋤田さんの作品だったことにびっくり。私は本当に物事を知らなくて申し訳ないのですが、すごい写真家さんなのだな…とあらためて知ることができました。

 ジュリーファンになったことで、今まで知らなかった世界や知らなかったことに触れる機会に恵まれてラッキーだなぁとしみじみ思うこの頃です。ジュリー様、本当にありがとう!♡

 

この記事はコメント欄未設定です。連絡・コメントはTwitter↓からお願いします。