はるはるの“ジュリー初心者”日記

ビギナージュリーファンの“はるはる”が、沢田研二様への愛とジュリー学習の過程を語ります。読書メモ「図書館のなかのジュリー」、ライブ感想、初心者の戯言の3本立てでひっそりと運営中。TwitterID @haruandwanko

ジュリー初心者が神席(の端っこ)から見た夢の世界〜③感激のSSAライブ/ジュリー様編

②感激のSSAライブ/TG編からつづく

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 SSAという大場所とはいえ、ツアー千秋楽なんだから衣装もセットリストも同じだろうと思っていた初心者。だからステージ袖に白いスーツの人が見えた瞬間、(・・?)ダレ!?(マフィア?と思ったのは内緒)

 そして不意打ちの♪そのキスが欲しい♪、ワイの
人生最大級のキャーーー!!!!
が出ました。あんな声を出したのは、たぶん中学生の頃のマッチのコンサート以来(そして40年ぶりのキャーの相手が75歳のおじいさんとはこれ如何に)。

 そのキスは、生で聴く機会はもうないかもとひっそり思っていたので、本当に本当にうれしくて
「これが生のそのキス”なのかあああ。夢がかなったあああああ! ていうか本物のジュリー様が生で歌ってるううううわああああ信じられないいいいいい」
と涙ぐみながらギャー!と叫び続けるワイ。客席を指差すポーズが横から見るとすごい迫力で、そのたびにズギュンと胸を撃ち抜かれる気がしました。

 そして♪ちゅるるる〜が聴こえて、ぐわああああと膝から崩れ落ちそうになり(これももう聴けないと思っていた)、チェックインしてコロンつけてハレルヤして
「ぎゃあああああああああじゅりーさまああああああ画面の中じゃなくてほほほんもののじゅりーさまが歌ってるううう😭」
とにわかに信じられなさすぎて、もうわけわからん状態になりひたすら恍惚恍惚恍惚恍惚だったというかすかな記憶。

 しかし、3曲目のサムライのイントロで「え?」と思いまして(初めて生で聴いたのでもちろんとてもうれしかったのですが)。

 ダーリング、勝手、時過ぎ、危険と続くヒットメドレーで「ええええ…ほんとに…😟」と胸に不安がもたげてくるも「で、でもこれは一生懸命ツアーのセットリストだし」と思い直したけれど

 8曲目の6番目「じゅ、じゅりー様、マジ、マジですか…」とその不安は完全に心配に変わり(それでもハッ!ハッ!ハッ!は力いっぱいやらせていただきましたが)、9曲目のオリジナルTOKIO「胸が、胸が痛い……」という心情に。

 何が言いたいかと言うと、初心者は
「生中継だからヒットメドレーを強要されたんじゃないか?」
と心配になっちゃっていたのです。

 でもあとから考えると、あの研三さまがハレの舞台で意に沿わないセトリをやるはずは絶対ないし、当然自分で組んだんだろうと今は思いますが、現地で聴いていたときはほんと余計な心配で胸が痛くなっちゃって100%楽しめなかった…(なんともったいない)。

 浅い知識がファン活を邪魔するのは初心者あるあるだったか〜と今では思えるんですけど、あの時は本当に本当に胸が痛かったのです…😢

 

琴線に触れた「君を今抱かせてくれ」

 「LUCKY/一生懸命」でやっとホッとできて、「時計」でエンジョイバロメーターが急上昇したのですが、そのタイミングで来た「君をいま抱かせてくれ」がワイ史上もっとも熱かったことをご報告いたします(いらん報告ですんません)。

 以前書き散らかした気持ち悪い考察で、SSAで涙を拭うなんて書きましたが、いやそんなもんじゃなかった。もう、大声で歌いながらボロッボロに泣きましたとも、ええ。

 以前はピアノの音が90年代ノスタルジーに思えて泣けてたんですけれど、あの日はジュリー様の存在と歌声が心にドカンと響いてきました。人間生きていれば悲しさや寂しさのひとつやふたつあるものですが、あの夜はジュリー様がそれを受けとめてくれたような気がしたんです、突然。

 この曲では、ジュリー様が光の中から近づいて来て優しく語りかけてくれたような印象が残っていたのですが、それをWOWOWで補完できました。

 録画では ♪数だけで女を語るような〜のあたりから上手方向に歩いてきてくれて、♪寂しい男でいたくないから〜の「男」で自分の胸を押さえていて、♪寂しさもためらいも抱かせてくれ いらだちも戸惑いも抱かせてくれ〜と、上手側を向いて歌っています

ああ、この場面だ。

 ここでワイの心はグッと持っていかれて涙腺崩壊したんですな…(いまも書いてて泣いている)。ライブはジュリー様の歌を聴くものだから一緒に歌うことはないんですが、この曲だけはあらんかぎりの大声で一緒に歌いました(そして泣いた)。

 琴線に触れるってこういうことを言うのでしょうか。歌声に感じた優しさと包容力に救われた気がして、ジュリー様の歌に魂を揺さぶられ、同じ空間で一緒に歌って心から感動する。

 私は感動という言葉を軽々しく使うのが嫌なんですが、この経験は感動以外の何物でもなかった。生の歌声の力、ライブを感じるとはこういうことを言うのかと実感。そのくらいの大切な経験をさせていただきました。ジュリー様、本当にありがとうございます。

 

心乱れる「愛まで待てない」

 イントロが鳴り髪のゴムに右手をかけるジュリー様! キタキタキターーー!!

 ふわふわな髪を振り乱しかきあげて、また振り乱しかきあげるううわあああ!!!

 至近距離でそれを見て踊り狂っていた人がいるらしい↓


愛待ての何に心乱れたのか?は、その④感激のSSAライブ感想おまけです〜編へつづく

 

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